PC作業では、マウスやキーボードに触れる時間が非常に長くなります。「仕事をしているとなぜか手や肩が疲れる」という方は、もしかしたらマウスが自分に合っていないのかもしれません。実は、マウスは体の疲れや作業効率にも大きな影響を与えるのです。ここでは、マウスの種類やおすすめのマウスを紹介します。
- エンジニアもマウスの使用頻度は多い
- マウスで仕事効率は変わる?
- マウスの種類、形状
- おすすめのマウス5選
- Logicool G ゲーミングマウス ワイヤレス G603 ブラック LIGHTSPEED
- ELECOM(エレコム)「M-HT1URBK」
- ロジクール アドバンスド ワイヤレスマウス MX Master 3
- Razer DeathAdder Elite
- ケンジントン SlimBlade Trackball 72327JP
- まとめ
エンジニアもマウスの使用頻度は多い
PCの操作で重要な役割を果たすマウス。中にはほとんどの操作をキーボードで行ったり、ノートパソコンのタッチパッドで操作したりする人もいますが、細かい作業などにはマウスが欠かせないものです。エンジニアのマウスの使用頻度は高く、情報を調べたりコピーペーストしたりする際にマウスで細かい作業をするケースが多くなるでしょう。仕事で常に触れることになるマウスだからこそ、自分にぴったりなものを選ぶことが大切になるのです。
マウスで仕事効率は変わる?
どのようなマウスを使うかによって、仕事の効率は大きく変わります。まず、質の低いマウスを使用すると、作業に時間がかかってしまうという問題。例えば素早くマウスを動かすとポインタが追従できなくなる感度の悪いマウスや、思ったところにポインタを合わせられない反応の悪いマウスを使うと、ストレスがたまるだけでなく操作に時間がかかり、作業効率が低下してしまいます。
また、手の形や身体に合っていないマウスを長時間使用していると、手首の痛みや肩のこりがひどくなってしまう恐れがあります。場合によっては腱鞘炎につながってしまう可能性もあり、仕事ができなくなるケースも考えられます。
このように、マウス選びは慎重に行わなければ、仕事の効率だけでなく身体にも負担がかかってしまうのです。環境や身体にぴったりなマウスを使い、これらの問題を防ぐようにしましょう。
マウスの種類、形状
マウスには様々な種類や形状のものが存在します。ここからは、代表的な種類を紹介しましょう。
有線とワイヤレス
PCにケーブルで接続する有線マウスとBluetoothなどで接続するワイヤレスマウスがあります。有線マウスは電池が必要なく、安定した挙動が魅力です。一方、ケーブルがあるため作業範囲や持ち運びの面で不便を感じられるかもしれません。
ワイヤレスマウスは場所を選ばず使用できる自由さにメリットがあります。しかし、電池や充電が必要なので比較的重量があり、バッテリーが途中で切れてしまうリスクもあります。
読み取り方式
マウスの操作感度に関わる読み取り方式には主に4つの種類があります。光学式は赤色LEDを使用したもので、低価格な商品が多いのが魅力。しかし、追従性が比較的低いというデメリットがあります。IRセンサーは光学式によく似た性質に加えて、消費電力が少ないのが特徴です。
青色LEDは赤色LEDよりも追従性が高く、光沢のある面や凹凸のある面でも操作しやすいです。レーザー式は読み取り精度が高く操作しやすいのが特徴ですが、価格は比較的高めとなっています。
持ち方
マウスの持ち方の癖や好みによって、形状やサイズを選ぶことをおすすめします。マウス全体に手のひらを乗せる「かぶせ持ち」をする方は、大きめのマウスや厚みのあるマウスがフィットします。
マウスの左右とクリック部分に指を乗せる「つかみ持ち」の方は、左右にくびれのあるマウスや後部が盛り上がっているマウスがおすすめです。マウスに手のひらを乗せず指先だけで持つ「つまみ持ち」の方は、コンパクトなサイズのマウスが使いやすいでしょう。
形状
マウスの形状も様々です。一般的なマウスは使い慣れた操作ができる一方で、手首に負担がかかりやすく腱鞘炎の原因にもなってしまいます。縦型の形状をしたエルゴノミクスマウスは、手首への負担を軽減して自然な角度でマウスを握れるのが特徴です。マウスに大きなボールがついたトラックボールマウスは、ボールを回すことでポインタを動かします。指先だけでコントロールできるため、腕や手首への負担が軽減されます。
おすすめのマウス5選
それでは、エンジニアにおすすめのマウスを5つご紹介します。
Logicool G ゲーミングマウス ワイヤレス G603 ブラック LIGHTSPEED
ワイヤレスで操作感度が高く、安定して使用することができます。黒色のシンプルなデザインのため、どのような環境にもマッチするでしょう。耐久性にも優れており、長期間使用できるマウスです。
ELECOM(エレコム)「M-HT1URBK」
8つのボタンと大玉トラックボールが搭載されているため、複雑で繊細な作業を効率的にこなすことができます。また、低反発素材のパームレストが使用されており、手首への負担が軽減されます。
ロジクール アドバンスド ワイヤレスマウス MX Master 3
1秒間に1,000行の高速スクロールが可能なマウスで、親指部分のホイールを使うと横スクロールもできます。形状はエルゴノミクスに基づいた縦型の形状で、手へのフィット感も抜群です。
Razer DeathAdder Elite
有線接続のゲーミングマウスで、高速光学式が採用されているためトラッキングの正確性と解像度に優れています。重量は105gと軽量なため、長時間使用していても疲れがたまりにくいです。
ケンジントン SlimBlade Trackball 72327JP
大きなトラックボールが特徴的なマウスで、操作に慣れは必要ですが一度使うと手放せないという人も少なくありません。指先だけでほとんどの操作をすることができるため、快適にマウスを使用できます。
まとめ
自分に合ったマウスを使用すると、作業効率が大幅に向上します。マウスには様々な種類があり、操作感や持ち心地も多岐に渡るので、実際に手に触れてフィット感や使い心地を試してみることをおすすめします。ぴったりなマウスを見つけて、仕事を快適にしましょう。