フリーランスSEでも案件が途切れない!案件を獲得し続ける方法

好きな場所で、好きな時間に働く。会社員以上に自由な働き方を実現できるフリーランスのシステムエンジニア(以下、フリーランスSE)ですが、継続的に案件を獲得できるのかが不安…という方も多いのではないでしょうか。
確かに、何も営業せず待ち続けても中々案件は受注できませんが、工夫して行動することで安定して案件を獲得することが可能になります。
ここでは、フリーランスSEが案件を獲得し続ける方法について紹介します。

目次

フリーランスSEが案件を獲得し続ける方法

フリーランスSEはの最大のメリットは、働き方によっては通勤ラッシュとは皆無のスケジュールで、好きな場所・時間で仕事ができる自由があることでしょう。
しかし一方で、案件の獲得から納品まで全て自分の責任で行う、というプレッシャーも抱えています。

企業勤めの場合は営業が案件を獲得してくれるので、SEは案件の進行に集中することができます。
ところが、フリーランスになれば、外注しない限り営業を担当してくれる人がいなくなるため、企業勤め時代とは異なる能力やタスクが求められるのです。

初めのうちは慣れない仕事が増えることに戸惑うかもしれませんが、安心してください。
近年はフリーランスという働き方が普及してきたことで、フリーランスSEでも安定して案件を獲得できる仕組みが整備されてきています。
自分自身で営業活動することはもちろん、案件獲得のためのサービスも積極的に活用していきたいですよね。
今回は、案件を獲得し続ける方法をいくつかご紹介します。

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紹介を受ける

フリーランスとしてスタンダードな案件獲得方法は、前職の上司や同僚、クライアントなど知人から案件を紹介してもらうことです。
仕事のスキルや実績、人柄を理解している信頼感と安心感から、受注後の仕事もスムーズに進みやすいでしょう。
IT業界は広いようで狭い業界なので、いつどのような形で前職のつながりが復活するか分かりません。
フリーランスSEとして円滑に仕事を進めるためにも、退職時には遺恨を残さず円満退職を心がけるべきです。
また、前職のつながりだけでなくTwitterやFacebookをはじめとするSNSでのつながりを活かして案件を獲得するのもおすすめです。
SNS上にはフリーランスで活躍するSEがたくさんいますし、仕事の依頼を検討しているクライアント候補も存在します。
日頃からフリーランスであることやスキルセットをアピールして、案件の紹介を受けられるよう準備しておくとよいでしょう。

クラウドソーシングを使う

クラウドワークスやランサーズに代表される、クラウドソーシングサービスを活用する方法もあります。
会員登録した後にスキルレベルや経歴、実績などのプロフィールを登録し、公開されている募集案件に応募します。
簡単な制作物から本格的なシステム構築まで、案件のレベルの幅は広いため、初心者でも比較的案件を獲得しやすいでしょう。
また、サイト上で実績を積み重ねることによって、プロ認定を受けることも可能です。そうなると、条件のいい非公開案件を紹介してもらえる可能性が出てくるため、より多く稼ぐことができるかもしれません。
一度受注した仕事をしっかりと完遂すれば、クライアントから信頼を寄せられて優先的に案件の声をかけてもらえることもあります。
自分のスキルレベルや働き方に応じた案件に積極的に応募して、実績を残していきましょう。

セミナーで人脈を広げる

SE向けのセミナーやイベントが様々な主催者によって多数開催されています。
このような場所に参加すると、企業勤めのSEやフリーランスのSEと交流することができます。
人脈を広げることによって案件獲得の道が開けるため、積極的にこのような機会は利用していくべきです。
また、IT業界は技術の進歩が非常に速いため、セミナーで情報収集することはたいへん有益です。
フリーランスSEは即戦力を期待されているため、企業勤めのSE以上のスキルや知識が求められます。
最新情報を定期的に吸収し、常にスキルをアップデートすることで、引く手あまたの人材になることができるでしょう。

営業パートナーを見つける

フリーランスSEの中には、WEB制作会社などにパートナー営業となってもらい、案件を獲得している人もいます。
WEB制作会社は常に複数の案件を回しているため、人材が足りなくなった場合や、適切な人材を求めている場合にフリーランスSEに外注しています。
また、不定期の案件以外にも定期案件をフリーランスSEに発注するケースもあります。
自分だけでは獲得できない案件に携わることができる可能性があるため、クライアントからの直案件だけでなくWEB制作会社とのつながりも築くことをおすすめします。

名刺交換会に参加する

クリエイターズEXPOなど、フリーランスSEがブースを出展できる名刺交換会が存在します。
出展料は必要になりますが、すぐに案件を発注できるパートナーを探している数多くのクライアントと一気に名刺交換できるので、営業活動が非常にスムーズになります。
名刺交換会に参加する際は、自分のスキルや実績をアピールできるポートフォリオやフライヤーを用意し、ブースを通りがかった人々に積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
また、クラウドソーシングなどのサービスではクライアントの顔を見ずに案件を進めるケースが多いですが、名刺交換会では直接クライアントと話した上で案件を獲得することができます。
そのため、安心感がありスムーズにコミュニケーションをとれる傾向にあります。

求人情報サイト(エージェント)を活用する

フリーランスSE向けの求人情報サイトやエージェントを活用するのも便利です。
自分の好みに合った求人を検索することができますし、プロフィールを登録すれば条件に合った優良求人を紹介してもらうことが可能です。
「moveIT!」でも、大小様々な規模の優良な非公開求人や高額案件をご紹介しております。
加えて、面接のサポートや研修受講サービスや福利厚生サービスの提供など、フリーランスSEに嬉しいサポートが充実しています。

自分で案件を探すだけでなく、求人サイトやエージェントに条件を伝えておくことで、定期的に案件情報を収集できる環境を作るのも賢いやり方でしょう。

フリーランスSEが案件を獲得し続ける方法

フリーランスへの転身を検討している方や、フリーランスになりたての方は、案件を獲得できるか不安に思うこともあるでしょう。
しかし今回ご紹介したように、フリーランスSEが案件を継続して獲得できる機会はたくさんあります。人脈を増やし、様々なツールやサービスを使いこなすことで、クライアントとの接触機会を設けていきましょう。

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