働く時間を自由に決められて、場所にもとらわれないのがフリーエンジニア 。フリーランスの中でも比較的年収が高く、求人数も増加していることから、職を得やすい状況にあります。
現在は他業種で働いている人にとっては、キャリアチェンジのチャンス。未経験者でもフリーエンジニアになるための方法や仕事の獲得法、開業のタイミングなどについてご紹介します。
目次
フリーエンジニアとは?
フリーエンジニアとは、企業に雇用されず、フリーランスとして働くエンジニアのこと。
会社員では企業のルールに縛られ、社内で受け持てる担当が限られるなど、自由度が下がる欠点があります。
結果として成長スピードが遅い、年収がなかなか伸びないという悩みを抱えることも。
しかし、IT系は需要に対して人手が足りません。
DODAが発表した2018年9月時点の転職求人倍率(※1)では、「IT・通信」は6.14倍。全体平均の2.35倍を大きく上回り、
エンジニアは引く手あまたであることがわかります。
(※1:求人倍率参考
どんなメリットがあるの?
年収アップが見込める
フリーランスの醍醐味は、なんといっても年収アップです。
自分の裁量で仕事ができるので、やり方によっては会社員時代の倍額を得ることも不可能ではありません。
「IT人材白書2016」を見ると、フリーランスの年収は会社員と違って年齢の影響を受けにくいことが示されています。
実力次第では若いうちから高年収を狙えます。
仕事内容を選べる
会社員であれば、なかなか自分の好きな案件だけを請け負うわけにはいきません。
また、人を選ぶことができないため、コミュニケーションでのストレスを感じることもあるでしょう。
しかし、フリーランスであれば、自分の希望の合った案件を紹介してもらえますし、
通常プロジェクト単位での関わりになるため、3ヶ月~1年と期間もまちまちですから人間関係のストレスも感じにくいでしょう。
自分のスキルさえあれば、勤務条件の交渉も可能ですので、実力をつけて自分の市場価値を上げることで、更なるキャリアアップと年収アップが見込めます。
働く場所を選べる
クライアント先に常駐する働き方の他にも、設備やセキュリティ面で問題が無ければ自宅での勤務も可能です。「毎朝決まった時間に起きて満員電車に乗る生活が嫌だ!」という方にとっては、自宅勤務は最高の環境といえるでしょう。また、女性であれば、妊娠中や子育てをしながら働くことも可能ですし、男性も子どもが生まれたら働き方を自宅に切り替え、子どもが手のかかる時期は自宅で働くこともできるでしょう。
未経験からフリーエンジニア になるためのステップ
まずは現職を続けながら、プログラミングスクールに通ってスキルアップをはかるところから始めましょう。
クライアント側がフリーエンジニアを雇う魅力は「即戦力」です。
現在エンジニア職についていなくても、「エンジニアになりたい!将来はフリーで活躍したい!」と考えている方は、
初心者向けに3分間の動画でプログラミングを学べる「ドットインストール」というサービス等を活用してみましょう。
「無料PHPスクール」「0円スクール」など、
特定の条件を満たせば無料で受けられるスクールもありますので参考にしてください。
案件獲得のために、エージェントに協力依頼を!
フリーランスになるまで、数年間は実際の業務に触れながらスキルアップを目指してから独立するのが正攻法です。
そして、システムエンジニアの年収アップやスキルアップを第一に考えてサポートしてくれるエージェント会社を活用して、効率よく仕事を探しましょう。
実際、エージェントを利用するフリーランスは収入が高いというデータもあるほどです。
「move IT!」では、スキルシートを登録すると、希望条件にマッチした案件をご紹介できます。
また、独立を検討する人に向け、会社設立支援や教育などの福利厚生サービスを行なっています。
まとめ
IT業界では、システムエンジニアの需要が高まっていますが、それに反して供給が追い付いてない状態です。
システムエンジニアにとって、キャリアアップの場所と機会が豊富に与えられているのです。今は未経験でも、
オンライン学習やツールも充実しているので、やる気になれば誰でもなれる可能性は大です。
「手に職」をつけてフリーランスとして公私共に充実した生活を送ってみませんか?